映画「ギャングース」の原作は、裏社会や貧困問題の取材に取り組む記者・鈴木大介氏と、漫画家の肥谷圭介氏の共同制作の漫画です。
原案は、鈴木氏によるノンフィクション書籍「家のない少年たち」。
「ギャングース」2018年11月、「22年目の告白」の入江悠監督により実写映画が公開されるも、初回動員数がふるわず、公開からわずか1週間で上映規模が縮小されてしまいました。
しかし内容は高い評価を得ているにも関わらず、そのような事態になってしまったため、SNSを中心に上映再開を望む声が盛り上がりを見せ、ミニシアター等で上映追加されるなどなにかと話題に。
今回はそんな「ギャングース」
「ギャングース」ストーリーは?
「ギャングース」は少年院出身の青年3人が協力して、暴力団や犯罪者から金品を強奪する(裏用語で”タタキ”と呼ばれる行為)ストーリー。
もちろんそれらは犯罪ではありますが、主人公達がタタキを行う理由は決して悪事を働きたいからではありません。
「まとまったお金を得たら家を借りて、身分を証明し定職に就きたい」という切実なものです。
親から虐待され、あるいは見放され、学校へ行く事もできず傷害事件を起こして少年院に入った少年たちは、出所後に行くあてもなく、身分を証明するものもなく、職に就くこともまともな食事をする事もできず・・・
こうした犯罪に手を染めざるを得なかったという悲しい現実が・・・
そういった境遇でも決して諦めずに明るく励ましあいながら、仲間と共に困難を乗り越えてたくましく生きようとする力強さに、胸をうたれます!
そして3人は偶然、虐待されていた幼い少女を救出します。
自分たちが生きることで精一杯で子供を養う余裕などあるはずがないのに、同じ境遇である少女を放っておくことができない優しい心の持ち主たちなのです。
3人は少女のためにも一気にお金を稼いで足を洗おうとしますが、悪い人たちがそれを横取りして支配しようとします。
それは振込詐欺などを行う犯罪集団のボスで、一切表には出てこない恐ろしい人物でした。
しかし3人は、この顔も知らない相手がどんな強敵だろうと、支配され従うことを良しとせず、奇抜なアイデアと仲間の手助けによって果敢に立ち向かおうとします。
「ギャングース」は現代社会の闇を描いたエンターテイメント
実際に彼らのように、生きることが難しい若者たちは決してフィクションではありません。
「ギャングース」の登場人物も、カズキ以外は実在の少年たちをモデルに作られています。
彼らのような若者たちがこの日本社会のどこかで存在しているのにも関わらず、その問題に目を向けようとしない政治や社会の劣悪さを痛感しました。
しかしながら私たちにできることは多くはありません。
こうした事実をまずは「知る」ことの重要性を投げかける作品です。
映画「ギャングース」が観られる動画配信サービスは?
実写映画「ギャングース」が観られる動画配信サービスサービスは、U-NEXT、Hulu、dTV、Amazonプライムビデオと、さまざまな動画配信サービスで観ることができますよ!
実写映画の主演を務めるのは、現在「私たちはどうかしている」などに出演している若手人気俳優の高杉真宙さん。
そしてその仲間に加藤諒さんと渡辺大知さん。
監督は「22年目の告白」の入江悠監督です。
監督:入江悠
脚本:入江悠, 和田清人
原作:肥谷圭介, 鈴木大介
脇を固める他の俳優さん達も豪華で、これだけでも観たくなってきますね。
「ギャングース」は、負け犬人生だった3人が、人生最大のチャンスを活かすために一念発起し、「いや!絶対無理でしょ!」っているくらいの大きな敵に向かっていきます。
そんな姿を見て、犯罪者であるはずの彼らを応援したくなるはず!
壮絶な虐待シーンがあるためR15+指定されていますが、陰惨な内容になりすぎず、完成度の高いエンターティメント作品となっています。
映画「ギャングース」は、さまざまな動画配信サービスで無料配信されているので、自分に合った動画配信サービスを利用してくださいね!
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「ギャングース」は原作マンガもいい!
現在まだ上映中の「ギャングース」ですが、原作マンガもとておもしろいんです!
ストーリーの面白さはもちろん、裏社会の実態や犯罪の手口などが実話ならではのリアリティがあって、エンターテインメントとしても完成度が高い作品になっています。
キャラクターもそれぞれ個性的に魅力的です。
それぞれ凄惨な虐待やいじめを受け、だれからも助けてもらえなかった壮絶な過去と、今の過酷な境遇の中、希望をすてずに底辺から這い上がろうとする姿に、「みんな絶対に幸せになってほしい!!」と応援せずにはいられません。
すでに全16巻で完結しているので、一気読みしたくなりますよね!
映画をこれから見る人もすでに見終わった人も、ぜひ一度原作マンガ「ギャングース」も読んでみてくださいね!
原作マンガ「ギャングース」を無料で読むなら?
原作マンガ「ギャングース」を読むなら、U-NEXTがおすすめ!
U-NEXTなら31日間無料お試し期間があるので、無料期間に読むこともできますよ。
ただギャングースは、1巻660ポイントかかりますが、U-NEXTなら登録時に600ポイント付与されるので1巻分は実質60円で読めます。
U-NEXTを継続すれば毎月1,200ポイントが付与されるのですが、マンガの購入はもちろん映画館の割引にも使えるので、ギャングースのチケットの割引に利用すればとってもお得に観ることも可能です。
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まとめ
今回おすすめした映画ギャングースは、U-NEXTやHulu、dTV、Amazonプライムビデオなど、さまざまな動画配信サービスで無料配信されています。
観ればそんな悲しい現実が実際にこの日本で起きているんだ・・・という衝撃とともに、そんな底辺から這い上がろう、打ちのめされても希望を捨てない3人の姿に感動し、きっと応援したくなるはずです。
原作マンガはU-NEXTで配信されていますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね!